ステップ6:独自性・専門性・楽しさを1秒目から伝える

ステップ6:独自性・専門性・楽しさを1秒目から伝える

生徒集客の方程式(スクール・教室・塾の生徒集客を成功させる方法)

このステップでは、ステップ5で考えたあなたの教室の独自性・専門性・楽しさを、実際にホームページで伝えていきます。その際に意識したいのが「1秒目から伝える」ということです。

1秒目とは

ここで言う1秒目とは「ホームページを開いた始めの画面」、特に「スマートフォンでホームページを開いた時に始めに表示される画面」を指します。

人でいう“顔”にあたる部分で、教室の第一印象を左右します。そのため、ホームページにおいて非常に重要な部分です。

第一印象で、一番良い顔(教室の独自性・専門性・楽しさ)がしっかりと伝わるように対策しましょう。

第一印象の悪いホームページとは

まずは、印象の良いホームページを理解するため「こんな第一印象はNG!」という例を確認しておきましょう。

はじめに、人に例えて「第一印象が悪さ」を見てみます。

【第一印象が悪い例(人の場合)】

  • 清潔感がなくだらしない
  • 目を合わせようとしない
  • 自分の話ばかりする
  • 無愛想で笑顔がない
  • 会話が広がらない
  • 馴れ馴れしい

こういう人に対して、あまり良い第一印象を持ちませんよね?

では、これをホームページに当てはめてみます。

【第一印象が悪い例(ホームページの場合)】

  • 表示が崩れてる、ごちゃごちゃしてて見にくい
  • 誰向けの内容か定まっていない
  • 見込み客の視点でなく教室側の視点で書かれている
  • 文字ばっかりで写真が無い
  • 引っ掛かる内容が何もない
  • 売り込み色が強い、お問い合わせへの誘導が強引

これは、独自性・専門性・楽しさを伝える以前の問題です。もし該当する項目があるようなら、そこから改善することが必要です。

ホームページはとにかく第一印象が勝負

見込み客は「この教室は私の目的に適ってそうかな?」「この教室は私の問題を解決してくれそうかな?」という視点で、この教室のホームページを見るべきかどうか判断しようとしています。

第一印象で「この教室は違う」と判断されれば、見込み客はすぐにページを閉じるでしょう。

判断に要する時間は、たった1秒から3秒。「YES」なら続きを見ますが「NO」ならページを閉じてしまいます。ホームページの下の方にどんなに良いことが書かれていたとしても、第一印象で関心を持てなければ、見ないまま去ってしまうんです。

繰り返しになりますが、ホームページは「第一印象が勝負」だと覚えておいてください。

第一印象で、教室に関心を持ってもらえるホームページにしていきましょう。

第一印象の良いホームページの作り方

では、実際の例を見ながら対策を考えていきましょう。

第一印象が勝負なので、「始めの画面で」「どんな教室なのかがわかるように」「教室の独自性・専門性・楽しさがきっちり伝わるように」します。

キャッチフレーズ、キャッチコピーで教室の特徴を伝える

まず、教室の楽しさや、レッスンを受けると上達したり悩みが解消されたりすることが伝わる(イメージしやすい)写真を大きく入れます。

そして、ステップ5で作った「教室のキャッチフレーズ」と「キャッチコピー」を使用して、教室の特長が一瞬で伝わるようにします。一番伝えたいこと、伝えるべきことを出し惜しみせずにはじめにしっかりと伝えましょう。

写真の青枠で囲っている部分は、次のステップ8で説明する「成果や実績」です。後ほど詳しく紹介しますが、成果や実績があることを始めに伝えることも効果的です。

まずは、ホームページを訪れた人に「関心を持ってもらうこと」が大切です。「私の目的に適ってそう」「私の問題を解決してくれそう」と関心を持ってもらい、そのまま続きを見てもらえるように対策します。

第一関門とも言える第一印象をクリアし、教室に関心を持ってもらえれば、次に「教室の特長」を伝えて興味を持ってもらいます。

教室の特長を“5つの特長”で伝える

第一印象の関門をクリアして、ホームページを見てくれる見込み客に対して、ステップ5でまとめた5つの特長を伝えましょう。

ポイントは、「見出しだけ見れば、教室の特長がきっちり伝わるようになっていること」です。

多くの人は斜め読みと言って、ざっくりとホームページを眺めています。残念ながら一語一句を丁寧に読んでくれる人はほとんどいません。

そのため、見出しだけを見ても教室の特長が伝わるようにしておくことが大事なんです。

写真の例では、以下の5つの特長を見出しにしています。

  1. “出なかった声”が出るようになる(成果)
  2. あの“フースラーメソード”をやさしく学べる(指導方法 / 指導方針)
  3. 歌手や声優も指導、奥村多恵子がボイストレーナー(先生)
  4. 1回ずつ申し込めるので、効率的で無駄がない(コース・クラス)
  5. 完全個人レッスンなので、気兼ねなく通える(イベントまたは通いやすさ)

もう一つ、例を見てみましょう。こちらも、教室の特長を5つにまとめています。

  1. 英語が大好きになり、4年間で英語の基礎力が定着する(成果)
  2. 英検対策もバッチリ!(指導方法 / 指導方針)
  3. 異文化体験や学んだ英語をアウトプットするイベント多数(イベントまたは通いやすさ)
  4. 子供たちの英語力を伸ばすことに熱心な先生(先生)
  5. 名古屋市内に5教室、約140クラス開講(コース・クラス)

ホームページの構成を考える

では、実際にホームページのトップページの構成を考えてみましょう。

以下の例に沿って構成していくのがおすすめです。

まず、オレンジ色の部分であなたの教室が1番伝えたいメッセージを伝え、関心を持ってもらいます。

次に、ピンク色の部分で、教室の特長を5つの特長として伝え、興味を持ってもらいます。

そして、興味を持ってもらった人を水色の部分(レッスンの詳細を伝える次のページ)、または体験レッスンのお申し込みページへ誘導します。

これが、もっともシンプルで効果的なトップページの構成例です。ぜひ活用してみてください。

教室に関心・興味を持ってもらえる対策ができたら、次に生徒さんの心を掴む対策、教室や先生を信頼してもらうための対策をしていきましょう。

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