ステップ2では、生徒を取り合う可能性のある他の教室の競合分析をしました。今度は、同じように自分の教室のホームページを客観的に見て分析してみましょう。
繰り返しになりますが、ここでも「客観的に」「生徒さんの目線で」分析をしていくことが最大のポイントです。
競合分析と同じように、あなたの教室のホームページを見ながら「教室の1番のメッセージは何か?」「この教室にはどんな強み・特長があるか?」「この教室は誰のどんなニーズを叶えるか?」をピックアップしていきます。
自己分析はスマートフォンで行う
競合分析の時は、スマートフォンで見るのが難しければパソコンで良いとお伝えしましたが、自己分析はぜひスマートフォンでやってみてください。
その理由は、スマートフォンでホームページを見てみると「ひどいこと」になっていることがよくあるからです。中には「ホームページは業者さんに頼んだきりで、スマホで見たことがなかった」「ホームページ製作会社さんが『スマホ対応』と言っていたから大丈夫だと思っていた」という方もいます。
あなたの教室のホームページが、スマートフォンでみた時に以下の項目に該当しないかチェックしてみてください。
【ホームページの悪い例】
- 文字が小さすぎて読めない
- 画面いっぱいに文字ばかり
- 変なところで文字が折り返している
- 画面から画像がはみ出している
- 表示が崩れていて見づらい
- 始めのページにメニューしか表示されていなくて何も伝わらない
- 問い合わせフォームがどこにあるかわからない
- 問い合わせフォームに文字を入力しづらい
いかがでしたか?もし、このようなホームページになっているとしたら、せっかく訪れてくれた見込み客も、すぐにページを閉じてしまうでしょう。
このように、スマートフォンで改めて自身の教室のホームページを見てみると、さまざまな問題を発見できるはずです。
自己分析の例
例として架空の「マナブコト 生徒募集スクール」で、3つのポイントをチェックしてみましょう。
「教室の1番のメッセージは何?」というところには、「ホームページを制する教室に生徒は集まる!」が入ります。
「この教室はどんな強み・特長がある?」の部分には「効果が実証済みの“生徒集客の方程式”を学べる」「動画配信だからいつでもどこでも学べる」「学んだことを実践して生徒を増やせる上位サービスも」と入れてみました。
「この教室は誰のどんなニーズを満たす?」には、日本全国の生徒募集に悩む教室経営者の「生徒の集め方を知りたい!」というニーズを満たすと入れました。7つのグループ分けでいう②の「悩みを解決したい人のニーズを叶えています。
このように「客観的に」「記載されていることだけ」を上げていくのが自己分析のポイントです。
では、実際にあなたの教室のホームページをスマートフォンで見ながら、同じように3つのポイントをチェックしてみましょう。
私の教室の1番のメッセージは?
まずは、あなたの教室が1番伝えたいメッセージが記載されているかをチェックしてみてください。競合分析をした時と同じように、キャッチコピーや本文中に繰り返し登場するフレーズは何でしょう?
1番伝えたかったメッセージが、ホームページ上に記載されていなかったら「なし」とします。現状を把握する必要があるため、ここでは「書かれていないこと」をメッセージにしてはいけません。
私の教室はどんな強み・特長がある?
次に、あなたの教室のホームページを見て、記載されている強み・特長を3〜5つピックアップしてみましょう。
ここでも、「あくまでも記載されている情報を」「見込み客の視点で見る」ことを忘れないでください。
私の教室は「誰の」「どんなニーズ」を満たす?
最後に、ステップ1:ニーズの調査で見つけたさまざまなニーズの中から、あなたのホームページが「誰の」「どのニーズを叶えているか」を判断します。
【誰のニーズを満たしているか?】
①必要に迫られている人のニーズ
②悩みを解決したい人のニーズ
③目的を達成したい人のニーズ
④趣味を持ちたい人のニーズ
これら4つのニーズをどれも叶えられていない場合は、素直に「なし」とします。
情報を整理する
3つのポイントでホームページをチェックしたら、競合分析の時と同じように、次の図のように情報をまとめてみてください。
ついつい自分の教室のことなので、ホームページに書かれていないことも書いてしまいそうになると思いますが、「ホームページを見て分かることだけ」を客観的にまとめて見てください。
いかがでしたか?
あなたのホームページで、伝えるべきことをちゃんと伝えられていましたか?競合の教室よりも魅力的に見えたでしょうか?客観的に見てもあなたの教室が1番に見えましたか?
現段階では、これらのポイントが上手く伝えられていなくても心配はいりません。まずは、そのように伝えられていなかったことに気付くことがとても重要だからです。
ステップ1のニーズ調査、ステップ2の競合調査、そしてこのステップ3の自己分析ができたら、いよいよ具体的な対策に入ります。次のステップ4とステップ5で、圧倒的に、ダントツで、1番の教室に見えるように対策していきましょう!
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