月謝はいくら?習い事・教室・スクールの月謝の決め方【完全ガイド】

月謝はいくら?習い事・教室・スクールの月謝の決め方【完全ガイド】

生徒募集のいろは
  1. はじめに
  2. 月謝とは
    1. 月謝制のメリット
    2. 月謝制のデメリット
    3. 月謝は教室や先生の価値
  3. 気になる!習い事の月謝相場一覧
    1. 子ども向け習い事の月謝相場
    2. 大人向け習い事の月謝相場
    3. 専門性の高い教室の月謝相場
  4. 月謝を安くしても生徒は集まらない
    1. 安い月謝設定の問題点
      1. 1. 価値の低下を招く
      2. 2. 質の悪い生徒が集まる
      3. 3. 継続率の低下
      4. 4. 収益性の悪化・レッスンの質の低下
      5. 5. 値上げの困難
  5. 生徒が求めているのは「価値」
  6. 途中で月謝を上げるのは非常に難しい
    1. 理由1:既存の生徒・保護者からの猛反発
    2. 理由2:値上げを正当化する明確な理由が必要
    3. 値上げを成功させるための条件
  7. 論理的な月謝の決め方【3ステップ】
    1. ステップ1:教室運営にかかる「全ての経費」を洗い出す
      1. 固定費
      2. 変動費
      3. 例えば
    2. ステップ2:先生自身の「目標月収」を決める
      1. 手取り額で考える
      2. 例えば
    3. ステップ3:レッスン単価と月謝を算出する
      1. 1ヶ月の総レッスン提供可能時間
      2. 例えば
      3. 最低限必要な1時間あたりのレッスン単価
      4. 例えば
      5. 月謝を算出する
  8. 月謝を高くするための「付加価値」の作り方
    1. 方法1:圧倒的な「専門性」と「権威性」を打ち出す
    2. 方法2:独自の「カリキュラム」と「指導法」を開発する
    3. 方法3:レッスン時間外の「手厚いサポート」を提供する
    4. 方法4:「環境・設備」の質を高める
  9. 事例紹介:高単価でも生徒が集まる教室の秘密
    1. 事例1:レッスン単価10,000円(60分)のボイストレーニング教室
    2. 事例2:レッスン単価13000円程度(75分)のホームページ作成教室
  10. まとめ

はじめに

習い事教室や各種スクールの開業・運営において、最も重要でありながら悩ましい問題の一つが「月謝の設定」です。

生徒募集のマナブコト」のクライアントや「生徒募集のご相談」のお客様から、このような相談や質問をよくいただきます。

よくいただく相談・質問

  • 月謝はいくらにするのがいいですか?
  • 月謝の相場っていくらぐらいですか?
  • この月謝の金額は高いと思いますか?
  • 月謝が高いから生徒が集まらないんですか?

月謝の金額設定は、教室運営の根幹を揺るがす非常に重要な要素です。安すぎれば先生自身が疲弊してしまい、高すぎれば生徒が集まらないのではないかという不安がつきまといます。

本記事では、習い事教室の月謝について、基本的な知識から具体的な決め方、そして実際の成功事例まで詳しく解説します。

記事を読み終える頃には、あなたの教室の価値に見合った、自信を持った月謝設定ができるようになっているはずです。

月謝とは

月謝とは、習い事教室やスクールなどで毎月定額で支払われる授業料や謝礼のことです。多くの習い事教室やスクールで採用されている、最も一般的な料金体系です。

月謝制のメリット

  • 生徒側にとっては毎月の支出が明確になる
  • 教室側にとっては毎月の収入が安定する
  • 長期的な学習継続を促進できる
  • 予算管理がしやすい

月謝制のデメリット

  • 生徒の都合で休んでも返金が困難
  • 月の途中からの入会時の計算が複雑
  • 競合他社との価格比較が容易

月謝は教室や先生の価値

月謝を単なる「授業料」と捉えてはいけません。月謝は、教室や先生が提供するレッスンやサービスの「価値」を金額に換算したものであり、先生自身の技術、知識、経験、そして情熱の対価です。

そして、その価値を生徒や保護者に伝え、納得してもらうための「コミュニケーションツール」でもあるのです。

安易に金額を決めてしまうと、後々必ず後悔することになります。提供するサービスの質や独自性をしっかり反映した「適切な価格設定」が重要になります。

気になる!習い事の月謝相場一覧

「そうは言っても、他の教室がいくらなのか気になる!」というのが人の性。

自分の設定した月謝が、世間の感覚と大きくずれていないかを確認することは非常に重要です。

ここでは、代表的な習い事の月謝相場を一覧でご紹介します。

※下記はあくまで全国的な平均相場です。都心部か地方か、大手教室か個人教室か、オンラインか対面かなど、様々な要因で金額は変動します。
※月謝に含まれるサービス内容(教材費、施設利用料、イベント参加費など)も教室によって異なります。

子ども向け習い事の月謝相場

習い事の種類月謝相場備考
ピアノ教室6,000~15,000円個人レッスンは高め
英会話教室8,000~12,000円グループレッスン中心
水泳教室6,000~10,000円施設利用料込み
学習塾10,000~30,000円学年・科目数により変動
そろばん教室4,000~8,000円比較的リーズナブル
書道教室4,000~8,000円材料費別途の場合あり
ダンス教室6,000~12,000円ジャンルにより差
絵画教室5,000~10,000円材料費別途

大人向け習い事の月謝相場

習い事の種類月謝相場備考
英会話教室10,000~20,000円マンツーマンは高額
パソコン教室8,000~15,000円専門性により変動
料理教室8,000~18,000円材料費込みが多い
ヨガ教室6,000~12,000円通い放題プランあり
茶道・華道6,000~12,000円材料費・道具代別
楽器教室8,000~20,000円楽器・レッスン形態により差

専門性の高い教室の月謝相場

教室の種類月謝相場備考
プログラミング教室10,000~25,000円需要の高さで高額設定
デザイン教室15,000~30,000円専門スキル習得のため
投資・FX教室20,000~50,000円高収益性への期待
コンサルティング系30,000~100,000円個別指導中心

いかがでしたか。ご自身の教室がどのあたりに位置するか、大まかな立ち位置が掴めたかと思います。

しかし、この相場を見て「うちもこのくらいかな」と安易に決めるのは絶対にやめてください。それは、教室経営の失敗への第一歩です。

月謝を安くしても生徒は集まらない

「生徒にたくさん来てほしいから、月謝はできるだけ安く設定しよう」

もしあなたが少しでもこう考えているなら、今すぐその考えを捨ててください。断言しますが、月謝を安くするだけでは、生徒は集まりません。それどころか、多くの弊害を生み出します。

「大手の教室よりも月謝を安くすれば生徒が集まる」

こちらも、多くの教室経営者が犯しがちな間違いです。大手の教室より安くしただけでは生徒が集まりません。

安い月謝設定の問題点

1. 価値の低下を招く

消費者心理として、「安い=質が低い」という認識を持たれる可能性があります。

特に教育分野では、相場よりも安い月謝の場合、「レッスンの質が低いのではないか」「先生に教える情熱がないのではないか」「すぐに潰れてしまうのではないか」といったネガティブな印象や、不信感を与えてしまうのです。

2. 質の悪い生徒が集まる

これは言いにくいことですが、事実です。価格の安さだけで教室を選ぶ層は、「支払った金額以上のサービスを求める」傾向が強く、少しでも気に入らないことがあるとクレームをつけたり、無理な要求をしたりすることが少なくありません。また、レッスンの約束を平気で破ったり、他の生徒さんの迷惑を顧みない行動をとったりする可能性も高まります。

3. 継続率の低下

安い月謝で入会した生徒は、安いからという理由で集まった生徒なので、あなたの教室のファンにはなってくれません。そのため、簡単に辞めてしまう傾向があります。投資額が少ないため、継続へのコミットメントも低くなりがちです。

4. 収益性の悪化・レッスンの質の低下

月謝が安いということは、利益が少ないということです。利益が少なければ、十分な生活費や教室の運営費を確保するために、たくさんの生徒を教えなければならなくなります。

休憩時間も惜しんでレッスンを詰め込む、一人ひとりの生徒と向き合う時間がなくなる、教材研究や自己研鑽の時間が取れなくなる、心身ともに疲れ果て、教育への情熱が薄れていく・・・この悪循環に陥ると、レッスンの質は確実に低下します。その結果、既存の生徒の満足度が下がり、退会者が増え、さらに新規の生徒も集まらなくなる…という最悪の事態を招きかねません。

5. 値上げの困難

一度安い月謝で運営を始めると、後から値上げすることは非常に困難です。多くの生徒の退会を招くリスクが高くなります。

生徒が求めているのは「価値」

生徒や保護者が習い事教室に求めているのは、単に安い料金ではなく「価値」です。以下のような価値を明確に提供できれば、適正な月謝でも十分に生徒を集めることができます。

  • 確実な成長・上達:目に見える成果が得られること
  • 個別対応:一人ひとりに合わせた指導
  • 便利さ:通いやすい立地や時間設定
  • 安心・安全:信頼できる講師と環境
  • 独自性:他では得られない特別な体験や知識

途中で月謝を上げるのは非常に難しい

「最初は安く始めて、生徒が集まったら値上げすればいいや」という、この考えも非常に危険です。

教室運営において、一度設定した月謝を値上げすることは非常に困難です。この点を理解せずに安易に低い月謝設定をしてしまうと、後々大きな問題となります。

理由1:既存の生徒・保護者からの猛反発

生徒や保護者にとって、値上げは単純な「負担増」です。あなたがどれだけ丁寧に値上げの理由を説明しても、全員が納得してくれるとは限りません。

「今の月謝だから通わせているのに」
「値上げするなら辞めます」

こうした声が必ず出てきます。特に、長く通ってくれている生徒ほど、「裏切られた」と感じてしまう可能性もあります。値上げを強行した結果、大切にしてきた生徒の半数が退会してしまった…という悲しい事例も実際にあります。

理由2:値上げを正当化する明確な理由が必要

値上げに踏み切るには、「物価が上がったから」というだけでは不十分です。お客様が「その金額を払ってでも通い続けたい」と思えるだけの、明確な付加価値の向上が必要不可欠です。

  • レッスン時間を延長する
  • 新しい設備を導入する
  • より高度なカリキュラムを提供する
  • 個別サポートを手厚くする

しかし、これらのサービス向上には当然コストがかかります。値上げ分がコスト増で消えてしまい、結局先生の手元には何も残らない、という本末転倒な結果にもなりかねません。

だからこそ、最初の月謝設定が何よりも重要なのです。始める前に、ご自身の提供価値をしっかりと見極め、自信を持った価格を設定する必要があります。

値上げを成功させるための条件

それでも値上げが必要な場合は、以下の条件を満たすことが重要です。

  1. 十分な事前告知 最低でも3ヶ月前には値上げを告知し、理由を明確に説明します。
  2. 段階的な実施 一度に大幅な値上げではなく、段階的に実施することで抵抗を減らします。
  3. 既存生徒への配慮 既存生徒には特別料金を設定するなど、配慮を示します。
  4. 価値の向上 値上げと同時に、上記で説明したようなサービス内容の改善や新しい価値の提供を行います。

論理的な月謝の決め方【3ステップ】

では、具体的にどのように月謝を決めれば良いのでしょうか。相場を参考にするな、安くするな、と言われて困っているかもしれません。

ここでは、感覚ではなく、論理的にあなたの教室の適正な月謝を算出する方法を紹介します。以下の3ステップで計算してみましょう。

ステップ1:教室運営にかかる「全ての経費」を洗い出す

まず、1ヶ月あたりに教室運営にかかる経費を全てリストアップします。どんぶり勘定は絶対にNGです。1円単位で正確に書き出しましょう。

固定費

  • 家賃・共益費(自宅開業でも、事業で使うスペース分は按分して計上)
  • 水道光熱費
  • 通信費(インターネット、電話代)
  • ホームページ維持費、サーバー代
  • 各種システム利用料(予約システム、決済システムなど)
  • 保険料(賠償責任保険など)
  • 借入金の返済

変動費

  • 教材費、消耗品費
  • 広告宣伝費(チラシ印刷、Web広告など)
  • 交通費
  • 研修・セミナー参加費(自己投資)
  • イベント開催費用

例えば

家賃: 50,000円
光熱費: 10,000円
通信費: 5,000円
広告費: 10,000円
その他: 5,000円
経費合計: 80,000円 といった感じです。

ステップ2:先生自身の「目標月収」を決める

手取り額で考える

次に、あなたが経営者として、この教室事業から得たい「手取りの月収」を決めます。これはあなたの生活費であり、労働の対価です。遠慮せず、希望の金額を設定してください。

ここで設定する金額は、税金(所得税、住民税)や社会保険料(国民年金、国民健康保険)を支払った後の「手取り額」です。一般的に、売上から経費を引いた「所得」の20%~30%程度が税金・社会保険料として引かれると考え、少し多めに設定するのがポイントです。

例えば

希望の手取り月収: 250,000円
税金・社会保険料(概算): 70,000円
目標収入(税引前): 320,000円 といった感じです。

ステップ3:レッスン単価と月謝を算出する

1ヶ月の総レッスン提供可能時間

まず、1ヶ月の総レッスン提供可能時間を計算します。

例えば

1日のレッスン可能時間: 4時間
1ヶ月の営業日数: 20日
月間総レッスン時間: 4時間 × 20日 = 80時間 といった感じです。

最低限必要な1時間あたりのレッスン単価

次に、最低限必要な1時間あたりのレッスン単価を算出します。

計算式: (経費合計 + 目標収入) ÷ 月間総レッスン時間

例えば

(80,000円 + 320,000円) ÷ 80時間 = 400,000円 ÷ 80時間 = 5,000円/時間

この「5,000円」が、あなたが目標を達成するために最低限確保しなければならないレッスン単価です。

月謝を算出する

もしあなたの教室が1回60分のレッスンなら、1レッスンあたりの料金は5,000円以上でなければなりません。これを基に、月謝を設定します。

  • 月2回レッスンの場合: 5,000円 × 2回 = 月謝 10,000円
  • 月3回レッスンの場合: 5,000円 × 3回 = 月謝 15,000円
  • 月4回レッスンの場合: 5,000円 × 4回 = 月謝 20,000円

どうでしょうか。こうして計算してみると、相場を鵜呑みにして「月謝8,000円でいいかな」などと安易に考えていた場合、全く事業として成り立たないことが分かります。

この計算は、あなたの教室の経営の土台です。まずはこの最低ラインをしっかりと把握してください。

月謝を高くするための「付加価値」の作り方

「計算したら、最低単価が相場より高くなってしまった…」
「もっと高い月謝を設定して、自分の時間も確保したい!」

そう思われた方も多いかもしれません。最低単価はあくまでスタートラインです。ここからさらに月謝を高く設定し、お客様にも喜んでもらうためには、「付加価値」を高める必要があります。

「付加価値」とは、他の教室にはない、あなたの教室だけの特別な魅力のことです。お客様が「この金額を払ってでも、この先生から習いたい!」と思ってくれる理由を作り出しましょう。

方法1:圧倒的な「専門性」と「権威性」を打ち出す

あなたは「何でも教えられる先生」ですか?それとも「〇〇の分野なら誰にも負けない先生」ですか?

多くの人は後者を選びます。特定の分野に特化し、その道のプロフェッショナルであることをアピールしましょう。

  • 経歴・実績: コンクール入賞歴、海外留学経験、指導歴〇〇年、〇〇人の生徒を指導した実績など
  • 資格: 難関資格の保有、特定の指導法に関する認定資格など
  • 専門特化: 「コンクール入賞を目指す子供のためのピアノ教室」「ビジネス英語プレゼン専門の英会話スクール」「ゲーム開発に特化したプログラミング教室」など、ターゲットを絞り込む

特に専門特化のレッスンがおすすめです。専門性を高めることで、「ここでしか学べない」という価値が生まれ、価格競争から脱却できます。

方法2:独自の「カリキュラム」と「指導法」を開発する

あなたのレッスンは、大手教室と同じだったり、市販の教材をなぞるだけになっていたり、他の教室と同じような内容になっていませんか?

  • オリジナル教材の開発: 生徒のレベルや興味に合わせて作成した、分かりやすく楽しい教材
  • 独自の指導メソッド: 心理学や脳科学に基づいた効率的な学習法、独自の練習法など
  • テクノロジーの活用: アプリやオンラインツールを組み合わせたハイブリッドなレッスン

「この先生の教え方は分かりやすい」「どんどん上達するのが実感できる」という体験そのものが、高い月謝を正当化する理由になります。

方法3:レッスン時間外の「手厚いサポート」を提供する

レッスン時間外のサポートを手厚くすることで、お客様の満足度と信頼感は飛躍的に高まります。

  • LINEなどでの質問対応: レッスン日以外でも、分からないことを気軽に質問できる体制
  • 保護者との定期的な面談: お子様の成長や課題を共有し、二人三脚でサポートする姿勢を見せる
  • 練習動画の添削サービス: 自宅での練習風景を動画で送ってもらい、個別にアドバイスを送る
  • 限定コミュニティの運営: 生徒同士が交流したり、作品を見せ合えるオンラインコミュニティを作り、モチベーションを高め合う場を提供する
  • 発表会やイベントの開催: 日頃の成果を発揮する場や、楽しむ機会を定期的に設ける

「ここまで親身になってくれる先生は他にいない」と感じてもらえれば、お客様はあなたのファンになり、月謝以上の価値を感じてくれるでしょう。

方法4:「環境・設備」の質を高める

レッスンを受ける環境は、生徒のモチベーションに大きく影響します。

  • 快適な空間: 清潔で整理整頓された教室、おしゃれなインテリア、季節に合わせた装飾
  • 質の高い機材: プロ仕様の楽器、最新のパソコンやタブレット、高性能な防音設備
  • 便利な立地: 駅からのアクセスが良い、駐車場が完備されている
  • オンライン環境の充実: 高画質のカメラやマイクを導入し、対面と遜色ないオンラインレッスンを提供する

快適で質の高い環境は、「特別な時間」を演出し、レッスンの価値をさらに高めてくれます。

これら4つの方法を組み合わせることで、あなたの教室の「付加価値」は飛躍的に高まります。そして、その価値に見合った、自信のある月謝を設定することができるのです。

事例紹介:高単価でも生徒が集まる教室の秘密

事例1:レッスン単価10,000円(60分)のボイストレーニング教室

こちらは「生徒募集のマナブコト」のクライアントのボイストレーニング教室の事例です。

レッスン単価10,000円(1回60分)という高い目の料金設定にもかかわらず、毎日朝から晩までレッスン枠が全て埋まるぐらい人気になった教室があります。遠方から新幹線で通う生徒さんも出てきましたし、有名な歌手も通うようになりました。

「地声も、裏声も、ミックスボイスも、高い声も、低い声も、大きな声も、小さな声も、自由自在に出せるようになる。」という指導法の良さと成果の約束、生徒さんの喜びの声(レッスンの成果、先生と指導法の良さ)を実名で数十人分掲載したことが成功のポイントでした。

事例2:レッスン単価13000円程度(75分)のホームページ作成教室

こちらは「生徒募集のマナブコト」代表で、この記事の筆者である小南(コナン)が実験的に開業したオンラインのホームページ作成教室の事例です。

レッスン単価13000円程度(75分)という高い目の料金設定にもかかわらず、お申し込みが入り、生徒さんの満足度は非常に高いです。

月謝:
月2回で月謝29700円(税込)
月4回で月謝48400円(税込)

他にはない、専門特化のコースで短期間で実践レベルのスキルを習得できる(結果にコミットしている)ことがポイントです。

  • ノーコードですいすいホームページを作成できるようになる講座
  • ノーコードですいすい作成し、細部のカスタマイズやSEOもできるようになる講座
  • HTMLとCSSでホームページを作成してみる講座
  • AIでホームページを作成してみる講座
  • 小学生・中学生・高校生が本気でホームページ作成を学べる講座
  • 社長さんのための会社のホームページ作成講座
  • 既存のホームページを自由に更新できるようになる講座
  • ホームページは成果がすべて!成果を出すテクニックを身につける講座
  • 広告収入をゲット!アフィリエイトサイト量産講座
  • ホームページ作成を仕事にして食べていけるようになる講座

このように、提供する価値が価格を上回っていれば、月謝が高くてもお客様は喜んでお金を払ってくれるのです。

まとめ

習い事教室の月謝設定は、単純に相場に合わせるのではなく、提供する価値に見合った適正な価格を設定することが重要です。

月謝とは、先生であるあなたの「価値」そのものです。

あなたがこれまでに培ってきた知識、技術、経験、そして指導にかける情熱。それら全てをひっくるめた価値の対価が月謝なのです。

安易に相場に合わせたり、自信のなさから安売りしたりするのは、あなた自身の価値を貶める行為に他なりません。

今回ご紹介した論理的な計算方法で、事業として成り立つ最低ラインを把握してください。そして、どうすればお客様にもっと喜んでもらえるか、どんな付加価値を提供できるかを真剣に考え、あなただけの魅力を磨き上げてください。

そうして導き出された金額こそが、あなたの教室の「適正な月謝」です。

自信を持ってその価格を提示し、その価値を堂々とお客様に伝えてください。

月謝の金額と、生徒募集・生徒集客はまた別の話になりますので、生徒募集・生徒集客でお悩みの方は「生徒募集のマナブコト」までお気軽にご相談ください。

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