Zoomを使ったオンラインレッスンの上手なやり方

Zoomを使ったオンラインレッスンの上手なやり方

オンラインレッスンの生徒募集

オンラインレッスンの準備が整い、実際に生徒さんがレッスンを受けてくれるようになっても、安心してはいけません。「教室で行っている授業と同じことをすれば良い」と考えている方が多いのですが、実はそうではないんです。オンラインレッスンには、オンラインレッスンならではの工夫をしないと、すぐに生徒さんは離れてしまいます。

この記事では、オンラインレッスンだからこそ意識しなければいけない6つのポイントを紹介します。

①集中できるレッスン構成を考える

オンラインレッスンで一番難しいのが、生徒さんの集中力を持続させることです。先生が一方的に話す時間(説明など)が長ければ、生徒さんは飽きてしまいます。特に子どもの場合、想像以上にすぐ飽きてしまうでしょう。

また、オンラインでは、先生がただ話すだけの一方的なレッスンだと「YouTubeの動画で学べば十分だ」と思われてしまう可能性もあります。

レッスンに集中してもらい満足度を上げるためには、先生が一方的に話す時間を減らし、生徒さんとやりとりする時間を意識的に増やすことが重要です。次から次へやることを変えていき、飽きる暇を与えないようにします。こちらからどんどん質問をしましょう。例えば「じゃあ20秒考えてみましょう」と、音楽付きでカウントダウンをするのもおすすめです。

ぜひ、先生が説明をしたら質問をさせる、考えさせる「山あり谷あり」のレッスン構成を取り入れてみてください。慣れないうちはお互いに疲れてしまうかもしれませんが、その分、生徒さんはしっかりとレッスンに集中してくれるはずです。

YouTubeとオンラインレッスンの最大の違いは、コミュニケーションにあります。説明だけでなく、生徒さんが答える・考える時間も意識的に設けるようにしてみましょう。

②生徒さんの表情に注目する

オンラインレッスンでは、常に画面に映った生徒さんの顔の表情を確認することが欠かせません。

前のめりでレッスンを受けてくれている場合は良いですが、レッスンの内容を理解できていそうか、飽き始めていないか、よそ見をしていないか、眠そうにしていないかなどを確認しながらレッスンを進めてください。

オンラインであっても、想像以上に相手の考えていることは、表情から読み取ることができるものです。生徒さんの表情を見ながら「ちょっと難しいですよね」「その顔はわかっていませんね?」と時折、声をかけてあげてください。生徒さんは「なんでわかるんですか?」と驚き、その先生を信頼してくれるはずです。

また、生徒さんの表情は「レッスンに足りていないこと」を気付かせてくれます。例えば、難しい説明をしている部分でよそ見をしていたら、その部分の説明の仕方を変えてみるのもいいでしょう。退屈そうにしている時間帯があれば、興味を持ってもらえそうな”つなぎ”を設けるなど、臨機応変に対応することも大切です。

③カメラ目線で話す

人と人が話す時は、目線を合わせるのが基本です。これは対面でのレッスンなら、無意識にできている方も多いでしょう。ところが、オンラインレッスンでは少し違います。というのも通常、画面に映った生徒さんの顔を見て話をしていると、目線が合わないんです。

これは、画面とカメラの位置が違うことから生まれる現象で、オンラインで生徒さんと目を合わせるにはレンズを見なければいけません。

パソコンの画面が広い場合などは、カメラのレンズと生徒さんの顔を同時に見られるように調整して話すのがベストです。

また、レッスンで使用するノートパソコンを、デスクやテーブルにそのまま置くと、先生がカメラの位置を見下ろすかたちになり、下からのアングルになってしまいます。ノートパソコンのスタンドを用意するなどして、できるだけ目線とカメラの高さが合うように調整しましょう。

④いつもの2〜3倍、表情を豊かに話す

パソコンの画面越しだと表情や感情が伝わりにくい傾向にあります。対面でのレッスンに比べ、表情や声のトーンは「50%半減する」と考えてください。

そのため、オンラインレッスンでは、少しオーバーなぐらいの笑顔、元気すぎるぐらいのトーンで話すとちょうど良くなります。目安は、通常のレッスンの2〜3倍です。レッスン中は身振り手振りを交え、いつもより明るく大きな声で話すようにします。また、表情もいつもの2〜3倍を保ちましょう。ライトで顔を明るく見せるのも効果的です。

「そこまでしなくても……」と思う方もいるかもしれませんが、オンラインではレッスン後にどっと疲れるくらいが正解なんです。「先生を演じる」くらいの気持ちでキャラを作り、レッスンが始まったらスイッチを切り替えてください。

実際に、オンラインレッスンでは「ちょっと癖があるくらいの先生」の方が印象に残りやすく、良い先生と評価される傾向にあります。オンラインならではの工夫ではありますが、ぜひ取り入れてみてください。

⑤背景をシンプルにする

キレイに整った場所からレッスンを行うのなら良いのですが、自宅でレッスンを行う場合には「背景」に気を配りましょう。その理由は、オンラインレッスンの場合、生徒さんは背景がごちゃごちゃしているとそこに目がいってしまい、集中しづらくなるからです。

Zoomなどのビデオ通話アプリでは、背景をぼかしたり好きな背景に変更することができます。自宅などでレッスンを行う場合には、必ずこれらの機能を活用してください。ただし、バーチャル背景を使う場合には、できるだけシンプルなものを選びましょう。

⑥はじめの数分間はウォーミングアップに充てる

生徒さんは時間になると、パソコンの前に座って、Zoomに接続して、レッスンを受けます。しかし、直前までバタバタしていたり気持ちが落ち着いていなかったり、これからレッスンを受ける気持ちになっていないケースも少なくありません。

レッスンを有意義なものにするためにも、「集中に持っていくための時間」を設けることをおすすめします。運動で言うところの準備体操の時間です。

生徒さんの様子を見ながらですが、開始から3分程度は世間話などをしてウォーミングアップを行ってください。徐々にレッスンと関係のある話をしながら、テンポ良く、自然にレッスンに入っていくのが理想です。

レッスンを録画して改善点を分析する

生徒さん参加型の楽しいレッスン、生徒さんが集中して受けられるレッスンにするためには、反省点を見つけ改善を繰り返していくことが欠かせません。そのために、相手の許可を得た上で、レッスンの様子は録画しておきましょう。録画を見ながら、客観的にレッスンの内容を分析してみてください。 

はじめはマンツーマンから

生徒さんの満足度の高いオンラインレッスンをするためには、この記事で紹介したすべてのポイントを実行することが大切です。通常のレッスンよりも大変であること、先生はかなり疲れるということがわかっていただけたかと思います。しかし、生徒さんが集まるオンラインレッスンにするためには、これらの努力が欠かせません。

これだけ気を配るポイントがあるため、慣れるまではマンツーマンのレッスンに絞って行うことをおすすめします。少し余裕が出てきても欲張らず、2〜3人と少しずつ増やしていきます。そうすることで、生徒さんの満足度を維持したレッスンができるはずです。

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