成功事例⑤：競合対策事例

生徒募集のマナブコトには「プロデュースプラン」という、19年間続くメインプランかつ最上位プランがあります。

クライアントが抱える様々な悩みを解決し、成功へ導くプランです。

このページでは、プロデュースプランの成功事例の中から「競合対策事例」について詳しく紹介します。

投資総額400万円でも効果ゼロ…「最後の砦」として選ばれた私たちの診断と処方箋

『競合教室が近くに出来て、私たちの生徒を奪っていくんです。』

「私たちの教室から徒歩10分の場所に、競合が現れました。彼らは私たちのやり方を研究し尽くし、うちより少しだけ安く、魅力的に見せる戦略で、新しい生徒さんをどんどん奪っていくんです。このままではジリ貧になってしまう…」

地域に根ざして10年。多くの生徒さんを育ててきた子供向け教室の先生から、悲痛なご相談が寄せられました。

それは、自社の強みが打ち消され、未来の見込み客がまさに今、目の前で奪われているという、一刻の猶予も許されない危機的状況でした。

私たちは、この状況を打開するための“軍師”として、まず「敵」と「己」を徹底的に知ることから始めました。

競合の戦略分析： 競合のホームページやチラシを徹底的に分析。マーケティング力、Webの見せ方、SEO対策、その全てにおいて、相手が一枚上手であることを確認しました。
自社の戦況分析： 先生へのヒアリングの結果、「既存生徒の満足度は非常に高く、退会者は出ていない」ものの、「新規の体験申し込みだけが、競合出現後、パタリと止まってしまった」という、問題の本質を特定しました。
「見えない資産」の発掘： 先生へのインタビューを重ねる中で、私たちは競合が決して真似できない、この教室だけの最大の武器を発見しました。それは、「この地で10年間積み上げてきた、圧倒的な信頼と実績」、そして、ファイルに大切に保管されていた、「膨大な数の卒業生からの感謝の手紙」と「保護者からの直筆アンケート」でした。

分析の結果、競合の土俵（安さや見た目の新しさ）で戦えば、不毛な消耗戦になることは明らかでした。そこで私たちは、この教室の資産を最大化する「二正面作戦」をご提案しました。

作戦A【防衛線の再強化】： 競合が絶対に真似できない「10年分の信頼の声」を武器に、子供向け市場での「地域No.1の信頼と実績」という、揺るぎない地位を確立する。
作戦B【新大陸の開拓】： 競合がいない、かつて失敗した経験のある「大人向け」市場に、全く新しい形で再挑戦する。ターゲットを「本当に悩んでいる大人」に絞り込み、高単価の短期集中レッスンを開発。第二の収益の柱を育てる。

ホームページのデザインはそのままに、コンテンツを全面リニューアル。「保護者の声」「卒業生の声」という無数の「信頼の証」をサイトの至る所に散りばめ、競合の“薄っぺらい”アピールを無力化する「鉄壁のホームページ」へと作り変えました。
新たに「大人のための本気の上達コース」を設立。子供向けとは全く違う切り口で、その価値を求める層にだけ届くよう、ホームページ上で展開しました。