成功事例②:危機回避事例

成功事例②:危機回避事例

成功例・成功事例
この記事を書いた人

マナブコト 生徒募集プロデューサー
ホームページ作成教室 講師
株式会社アルクコト 代表取締役

2006年から2025年までの19年間にわたり、日本全国の様々な習い事教室や学習塾の「生徒集客」「生徒募集」を成功へと導く。
「生徒募集の方程式」と言う体系化された生徒募集の成功ノウハウを持っていることが最大の強み。

ホームページ制作29年、大手企業サイト制作、企業サイトの集客コンサルティングも多数。ホームページ制作の指導も多数。デザインコンテスト優勝歴も。

小南邦雄(通称:コナン先生)をフォローする

生徒募集のマナブコトには「プロデュースプラン」という、19年間続くメインプランかつ最上位プランがあります。

クライアントが抱える様々な悩みを解決し、成功へ導くプランです。

このページでは、プロデュースプランの成功事例の中から「危機回避事例」について詳しく紹介します。

生徒ゼロ・高額家賃…廃業寸前の教室を救った「事業転換」という一手

抱えていた課題

『教室を開業したが、生徒が一人もいない。』

「先月、教室を開業したのに、生徒が一人もいないんです。本当にやばいです…!」

それは、先生からの悲痛な叫びから始まるお問い合わせでした。 状況を詳しく伺うと、深刻な問題が次々と明らかになりました。

  • 甘い見通し①【チラシへの過信】:「チラシを撒けば生徒は集まるはず」と信じ、広域に4万枚をポスティング。しかし、お問い合わせはわずか3件、入会者はゼロという結果に。
  • 甘い見通し②【立地への過信】:「商業施設のテナントだから、自然と多くの人に興味を持ってもらえるはず」と考えていたが、人通りは集客に繋がらず。
  • 深刻な現実【高すぎる損益分岐点】:高額なテナント料を払い続けるには、最低でも80名の生徒が必要な事業計画であることが判明。このままでは、半年もたずに運転資金が尽きてしまう、まさに廃業寸前の状況でした。

さらに、先生はこれまでネット集客を一切考えておらず、ホームページも作っていませんでした。

私たちが伴走し、実行したこと

残された時間はわずか。私たちは、目先の集客と、根本的な事業の立て直しを同時に進めるという、二段階での緊急サポートを開始しました。

【フェーズ1】緊急止血! Webの力でお問い合わせをゼロからイチへ

  • LP型ホームページのスピード制作: まずはWeb上の「受け皿」を作るため、基本的なSEO対策(「地域名 + 習い事名」)を施した1枚の長いページのホームページを、最短の1週間で制作・公開しました。
  • リスティング広告の短期集中投下: SEOの効果が出るまで待つ時間はないため、公開と同時にリスティング広告を開始。教室を探している見込み客に直接アプローチし、とにかくお問い合わせを発生させることに注力しました。

【フェーズ2】事業再建! 持続可能な経営への軌道修正

  • 本格的な「生徒募集ホームページ」の制作: 緊急対応と並行し、1ヶ月をかけて教室の魅力を深く掘り下げた、本格的なホームページを制作。Web集客の「仕組み」を急ピッチで構築しました。
  • チラシの抜本的な見直し: 反応のなかったチラシを、ターゲットの心に響くデザインと内容に作り直すアドバイスを行いました。
  • 持続のための「移転」をご提案: そして最も重要な打ち手が、事業計画そのものの見直しです。生徒80名という目標は、この立地と状況では非現実的だと判断。最短での解約可能期間で契約を満了して、身の丈に合った場所へ教室を移転し、持続可能な経営を目指すことをご提案しました。

得られた結果

緊急で立ち上げたWeb施策が功を奏し、毎週1〜2件の体験レッスンの申し込みがコンスタントに入る「集客の仕組み」を構築できました。

残念ながら、最初の商業施設で教室運営を成功させることは叶いませんでしたが、この期間にWeb集客の土台を固められたことで、先生は希望を失うことなく、身の丈に合った教室経営へと再スタートを切ることができました。

そして、作り上げたホームページは「資産」として生き続けました。教室移転の際には、住所や写真など一部の内容を修正するだけで、移転後の生徒集客もスムーズに行うことができたのです。

成功のポイント(成功事例から学べる教訓)

この成功事例には、教室経営における4つの重要な教訓が詰まっています。

思い込みは危険。今の時代の集客にWebは「必須」

「チラシを撒けば大丈夫」「良い場所なら大丈夫」という過去の常識や思い込みは、時に大きなリスクを伴います。どのような教室であれ、Web上に自社の情報を発信する「ホームページ」は、もはや必要不可欠な存在です。

「広告」と「SEO」の使い分けで、時間を味方につける

今回のように緊急性が高い場合は、即効性のある「リスティング広告」で時間を買い、その間に中長期的な資産となる「SEO対策」を施したホームページを育てる、という戦略が非常に有効です。

集客の「仕組み化」は、場所を選ばない最強の資産になる

一度しっかりとしたホームページを構築してしまえば、それは特定の場所に縛られない「集客資産」となります。万が一、教室を移転することになっても、その資産は次の場所でも効果を発揮し続けてくれます。

勇気ある「損切り」と「事業計画の見直し」が未来を救う

時に、生徒募集プロデューサーとしてだけでなく、経営パートナーとして「今の計画では無理です」と正直にお伝えすることも私たちの重要な役割です。目の前の赤字を追いかけるのではなく、勇気を持って計画を見直し、持続可能な道を探ることが、先生の未来を救う最善の一手となることがあります。

まずは生徒募集・生徒集客の
お悩みを相談してみませんか?

生徒募集の方法・生徒集客の方法・生徒の増やし方・教室開業時の生徒集め・教室運営・教室づくり・ホームページづくりなど、何でもご相談いただけます。

※通常6000円のところ初回2000円キャンペーン開催中
※お役に立てなかった場合は返金します

タイトルとURLをコピーしました